犬の虫歯予防の方法にはガムや骨を噛ませる、歯磨き用のオモチャを噛ませるなどの方法がありますが、やはり歯磨きに勝る効果はありません。
歯周病の犬が毎日歯磨きをして、病院で手術をしなくて良くなったという例もあります。それぐらい歯磨きは改善効果があるのです。
(これは4歳でうちへもらって来るまで一度も歯磨きをしたことがなかったうちの犬のことです!)
犬の歯磨きの方法は犬用の歯ブラシを使う方法、指にはめるタイプの歯ブラシやガーゼを使う方法などいろいろありますが、初めて歯磨きをする犬なら、最初はガーゼを指に巻きつけて犬の歯をマッサージしてやる方法が抵抗が少ないようです。
もちろん歯磨きを嫌がらない子なら最初から歯ブラシで磨いてもいいです。
犬にとって口は急所なので、ほとんどの犬が口を触られることや、口に物を入れられることをとても嫌がります。
なので歯磨きを始めてすぐの犬は驚いたり怖がって抵抗しますし、犬によっては手を噛むこともあると思います。
そのような場合はたいてい歯磨きをされることを怖がっていることが多いので、焦らず、
「歯磨きは怖くない」と愛犬に教えることから始めましょう。
嫌がる場合は無理矢理口をこじ開けたりせずに、最初は口元に手をそっと当てることから始めます。口をさわっても嫌がらなければ必ずほめてやります。
徐々に唇をめくって犬歯を触ったりして、触らせたら必ず愛犬をほめて、ごほうびにおやつを小さくちぎってあげたり、遊んでやるようにします。
そうすることで、「口を触られるとほめられる」ということを犬に理解させ、飼い主さんが口を触っても安全だ、大丈夫だという信頼をまず築くことが大事です。
最初から歯磨きをさせてくれる犬はまれです。
ほめてやり、だんだんと犬の抵抗が少なくなってきたころに初めて少しずつ歯を磨くようにし、1〜2ヶ月以上かけて歯磨きに徐々にならしていきましょう。
子犬は最初は噛みますがすぐに慣れますし、歯磨きをしたことのない成犬でも根気よく1ヶ月くらい続ければ必ず慣れますので、1日に1分でも5分でも、犬が嫌がらない程度からあきらめずに少しずつ続けましょう。
獣医さんには犬猫用の使いやすい歯ブラシと歯石を溶かす効果のある歯磨きペーストが売っています(例、アメリカのビルバック社から出ている歯ブラシとペースト)。
歯ブラシも人間用のものでもかまいません。
犬猫専用のものは1本500円〜800円と高価ですが、使ってみると非常に使いやすい形になっています。
ペーストには犬や猫の好む味付けがされており虫歯や歯周病予防に大変効果がある商品なので、獣医さんで一度聞いてみると良いでしょう。
もし、何ヶ月も時間をかけても愛犬がひどく歯磨きを嫌がるときは、口の中にどこか痛い部分や虫歯があるなど、口腔内に何らかの問題があることも考えられます。
特に成犬の奥歯の部分は歯周病や虫歯になりやすく、素人では犬の歯や口の健康状態はなかなかわかりづらいものなので、特定の場所をさわる時だけ愛犬がひどく嫌がったりした時には、一度獣医さんに行って口腔内を診察してもらうことも考えましょう。
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